先日、ダンス部では「総会」と「引継ぎ式」を、1年間毎日活動してきたダンススタジオにて、開催しました。
総会では2021年度の活動報告、2021年度の会計報告、規約の確認などを行い、自分たちの1年間の軌跡を確認しました。
こうしてみると2021年度もコロナに翻弄された一年ではありましたが、それでも2020年度には叶わなかった2年ぶりの全日本高校大学ダンスフェスティバルにて入選し、秋田コンクールにおいては初の受賞をいただき、舞踊家から特別振付をしていただくという素晴らしい機会にも恵まれた年となりました。
他の大学や学校機関ではないダンスカンパニーと比べてしまえば、活動の制約も人一倍多く、辛く苦しく感じる学生生活でもあったかもしれません。
しかし、そのような限られた状況の中でも必死にもがきながら、チームとして何を目標にして、お互いが気持ちよく活動するためにはどう関わりあっていけばいいのか、大いに悩み、大いに葛藤し、必死に考え尽くした一年間だったように思います。
混沌とした2021年度を主学年として引っ張ってきてくれた3年生の3名からは、1年間の役職を終えた振り返りとしてメッセージをもらいました。
主将:中川璃音さん(健康スポーツ学科3年)
副主将:小林真花さん(健康スポーツ学科3年)
小柳碧唯君(健康スポーツ学科3年)
以下、各3年生からのコメントです。
■主将:中川璃音さん(健康スポーツ学科3年)
「私は高校生までダンスを主にしておらず、例年以上に主学年の人数が少ないことから、部長という重要な任務を自分が務めることができるのか正直ものすごく不安でした。毎日試行錯誤と反省の繰り返しで大変なことばかりでしたが、部長にしかできない経験や学びがあり、大きく成長できたように思います。1年間部長をやり遂げた今、大きな達成感でいっぱいです。私の頑張りをそばで応援し、支えてくれた家族には本当に感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。」
■副主将:小林真花さん(健康スポーツ学科3年)
「1年間副部長として活動して、ここまでやり遂げることができ本当に良かったなと思います。苦しいことも辛いこともたくさんありましたが、同期がいたからこそ今までやってこれたと思います。
3年生は1番大変で責任感のある立場だと思いますが、次の新3年生には同期と協力し合い、自分たちが伸び伸びとできる環境を作って欲しいなと思います。
支えてくださった方々、誠にありがとうございました。」
■小柳碧唯君(健康スポーツ学科3年)
「主学年として1年間過ごしてみて1番感じたことは、やはりチームを引っ張って行くことの大変さだと思います。私は、神戸の練習には月に数回程度しか参加出来ませんでしたが、それでも作品を作り上げるために指示を出したり改善案を提示したりと、やることすることが多くて、とてもではないがスムーズに進行できたとは言い難い状況でした。そんな中、チームをまとめて一つの作品を作りあげた部長、副部長には頭が上がりません。来年からは主学年を経験した代として、後輩をサポートできたらいいと思います。」
そして、新しい代となる2年生の主将・副主将の発表もあり、メッセージをもらいました。
新副主将:小林由奈さん(健康スポーツ学科2年)
新主将:古山夏帆さん(健康スポーツ学科2年)
3年生の皆さん、大変お疲れ様でした。
次年度はどのようなカラーの年になるでしょうか。
主学年になって初めて実感することもたくさんあると思います。多くの経験を積み重ねて頑張ってもらいたいと思います。
今後ともダンス部への応援をよろしくお願いいたします。