今日は、ダンス部で毎年開催しているソロ発表会についてご報告
これはダンス部初期から毎年続いている、1年生によるソロ創作作品のお披露目会です。
部内で行うものですが、1年生は大学ダンス部として半年を過ぎたこの時期に、今ある自分の渾身の力を振り絞って1作品の踊りと向き合います。
2年生以上の先輩たちは評価シートをもとに作品鑑賞した感想を書き、1年生への贈り物とします。
出演した、1年生部員4名!
右から小柳未来(看護学科)、守随琴乃(健康スポーツ学科)、大塚駿平(理学療法学科)、須崎友馬(健康スポーツ学科)です。
未来さんは生まれ持った長身および手足の長さを生かして、バレエの動きで振付。努力家の未来さんらしさが踊りからにじみ出ていました。ジャズチックな曲に重ねてスタイリッシュにまとめあげていました!!
大塚君はジャンプ力、絶妙な間の取り方、アクロバットの効いたダイナミックな動きで緻密に計算された振付を披露。敢えてメッセージ性は込めていなく、練習曲のような実験的な試みで創作した…とのことでしたが、躍動的な動きには一瞬たりとも目が離せないくらい。
写真では全然迫力が伝えきれないのがとても残念です!
琴乃さんは誰よりも表現力が優れていて、引き込まれる世界観を作り出す力に溢れていました。
正面に見せる観客への魅せ方も素晴らしく、選曲していた音源とメッセージも振付と非常にマッチしていたように思います!!
友馬君は大学から始めた異色のダンサー。水泳で鍛え上げてきた体は勿論のことですが、手先を遠くまで使い切る身体表現は水の中で表現する水泳と通じるところがあるのかもしれません!
次々に新しく吸収した技や動きを取り入れ、自分の思いを重ねて素晴らしい作品に仕上げていました。
終えた後には発表者から「創作をした感想」を、鑑賞者からは「鑑賞した感想」を互いに伝えあい、感じたことを共有していきました。
出演者の皆さん。お疲れさまでした!!
最後に1年生からのコメントをどうぞ。
大塚駿平(理学1年)
「まずは、無事にソロ発表会を終えることが出来たことに安心しています。今回の作品は自分の中では今までより1歩踏み込んだものになっています。この発表で終わらせるのではなく、ブラッシュアップを重ねて更に発展していけるような作品にしていきたいという思いで創作しました。また、関係者のみではあったもののやはり人前に立って踊ることはそれ自体に価値があると感じました。全国大会等も無観客が続く中でこの感覚を思い出すことができたことはこれからのモチベーションに繋がりました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。」
須崎友馬(健スポ1年)
「ソロ作品発表の機会を下さりありがとうございました。創作ダンスの世界に飛び込んで4ヶ月半。現時点の全力を注いだ初めての作品が出来ました。創作期間中はゼロから生み出すしんどさ、決める難しさ、今の自分の実力を学び、本番では舞台で踊る楽しさを感じることができました。この1ヶ月で物凄く大事なことを経験し、少しは創作の世界を知れたかと思います。これからも誰かの心を動かすような踊りを目指して精進していきますので応援よろしくお願いします。
小柳未来(看護1年)
「私は今回のソロ発表の準備の期間で踊る事の楽しさ、辛さ、苦しさ、嬉しさなど様々な感情を味わう事が出来ました。それを味わった上で、また更に踊ることへの探究心や向上心がつきました。本番では沢山の先輩方や同期に観ていただき、自分では気づかなかった、いい点や改善点など様々な課題を頂きました。改善点を克服するのは当たり前ですが、いい点を更にレベルアップできるようにこれからの練習により一層力を入れて今の自分の実力と向き合いたいと思います。」
これからの1年生の成長が楽しみです^^
こんな部員たちの応援を、今後ともどうぞよろしくお願いします!!