今回は、ダンス部で行われている恒例の、「ソロ発表会」の様子をご紹介。
毎年、1年生は秋にソロ作品を発表します。
神戸コンクールから帰ってきて2週間足らずしかない期間で本番を迎えるため、ちょっとした試練的な一面もありますが…
それでは少し発表の様子を写真でご紹介します!
トップバッターは、中林みなみ。
新潟中央高校から来た彼女のキレは抜群です。
群舞作品だとどうしてもリフトで上がる側に回ってしまいがちですが、
今回はフロアの踊りで、みんなを魅了します。
みなみらしい可愛らしさも溢れていたし、その中にも凛とした意思も感じ取ることができました!
次は神戸後から入部した期待の男子学生、茂木孝介の登場!
彼もまた、入部してすぐにソロ作品出演を命じられたため、必死になって作りました。
でも…さすが新潟南高校から鍛えられてきた表現力と技術力。上手だし、その世界観にみんな引き込まれました。
三人目は新潟南高校から来た栄養学科のダンサー、宮本真菜の登場です。
純朴なパーソナリティーの雰囲気を持つまなさんですが、今回は「昔から創作してみたかったテーマの一つに挑戦」したとのこと。
一つ一つの動きに思いと、独創性が感じられました!
次は村上中等高校より入学した、板垣莉子です。
彼女は情熱的なオーラを放ち、色気のある踊りをします!
微妙な目線や首の角度の使い方など、「人に魅せる」力があると、今回の発表でもみんなが確信したと思います。
今後、特にグループ作品で大きな力を発揮すると期待しています!!
次は新体操経験者の阿部栞。
衣装がとても華やかな色合いで、栞さんの明るさを表しているかのような鮮やかさが素敵でした。
鍛え抜かれた身体能力も生かしつつ、初めてのダンスづくりへ挑戦。
似て非なるダンス作品の創作活動は高い壁だったかもしれませんが、見事に最後までやり抜きました。
そして斎藤梨華の登場です!
彼女は幼少よりずっと続けてきたクラシックバレエを披露。
トウシューズで「パ」を巧みにこなし、美しく舞いました。
トウシューズはつま先で立つ特殊なシューズですが、長年訓練を重ねてきたダンサーにしか履きこなすことはできません。
今後バレエ経験者で複数人の作品を披露する試みも面白いなと思いました!
そして次は看護学科の菊池綾。
幼少より鍛えられてきた高い技術力はもちろんのこと、温かく空気を包み込む柔らかな雰囲気をもつ彼女の踊りと、音楽とスカートの質感や色がとてもマッチしていて、惚れ惚れするようなステージでした。
健康スポーツ学科とは対極にあるような看護学科はただでさえ学業との両立が大変な中ではありますが、よく本番に間に合わせてつくりこんできました。
そして次は加藤愛理。
綾さんと同じ清心女子女子高等学校より来た創作ダンスベテラン経験者です!
彼女の踊りからは演出面でのトータルバランスの良さ、詰めの効いた作品への準備感が感じられました。誰かとなりにいるかのように踊るその姿は、どこかほろりと涙出てしまいそうな、そんな引き込まれ方がありました。
使うものや衣装一つ一つへのこだわりも感じ、センスの良さが伺えました。
今回のソロ発表は、順位付けするようなコンペティションでもなんでもありません。
まずは「作者として作品をつくる」ということがどれほどの重みがあるのかを理解してもらいたいこと、そして自分のありったけの力を発揮して、強みと課題について客観的にコメントをもらい、その評価に向き合うことを目的としています。
また2年生以上の先輩たちも見ることによって、「こんな表現の幅があったのか!」と一年生ダンサーたちへの気づきを促すことも目的としています。
この作品群の中から学園祭では二名が発表します。
どうぞお楽しみに!!!