ダンス部では、8月に創作ダンスの全国大会を終え、次のシーズンに突入しようとしています。
今年度活動の後半期では、新しい表現方法と出会い、新たな舞踊の魅力と向き合うために、ジョフ・ポプラヴスキーさん(舞踊家)の方に作品振付やレッスンをしていただきました。
Member | Noism Web Site
ジョフォア・ポプラヴスキーさんは現在、新潟市専属舞踊団Noism1メンバーに所属するダンサーです。今回は日々の活動の合間を縫って本学ダンス部のためにお時間を割いていただきました。
ジョフォアさんはフランス国籍のため、レッスンの際には英語と日本語を併用して使われていました。
そのため日本語を主流に使う部員たちは初めは言語の壁に戸惑いもありましたが、徐々に慣れてジョフさんの伝えようとしていることを理解し、言葉以上に実際に動きや表現で具体的に見せて下さる圧倒的な身体表現力で学生たちを魅了していました。
第1期、第2期の集中振付期間を終え、部員たちは次のレッスン時までの復習と強化に励みます。
本学ダンス部では一年間の活動サイクルの中で、基礎的な身体づくりに励む期間、舞踊家からの特別レッスン、および他団体との合同練習によって新たな表現手法に出会う期間を充実させながら、これらの学びを蓄積を駆使して学生自身から創出される創作ダンス作品へ繋がるよう試行錯誤で行っています。
今後ともダンス部への応援をよろしくお願いいたします。
イメージを丁寧に丁寧に伝えてくださったり、個々に合った動きをほぼマンツーマンでじっくりと見て頂いたり。これ以上ないくらいの贅沢な時間!!
学生からのコメント
岩本風花(理学療法学科4年)
「最初は、言語の壁に戸惑うこともありましたが、ジェスチャーやわかりやすい言葉を使いコミュニケーションをとることで、普段できないような体験をすることが出来ました。
ジョフ先生が丁寧に細部まで指導してくださるお陰で、6日間という短い期間でも作品を一通り完成させることができました。また、振り付け以外にも、ダンサーとして必要な知識や身体の動かし方を沢山教えて下さり、とても貴重な経験が出来て、純粋に踊る事の楽しさや、ダンスの深さを実感できた6日間でした。
これからもどんなことを学べるか、とても楽しみです。」
古山夏帆(健康スポーツ学科2年)
「ジョフさんのレッスンでは、今の自分の体に染み付いてない振りやしたことのある振り、似たような振りでも身体の使い方が違ったりと日々新しい発見があります。特にやっていて感じたのは、振りを落として下さる際に伝えられるイメージが的確であり、ひとつひとつの動きのニュアンスがはっきりしているため、表現していることが伝わりやすいと感じました。身体の使い方だけでなく音のとり方も少しずつ違って慣れるまでに時間がかかりますが、身体にいろんなリズムが刻み込まれ、楽しく感じています。毎日大きな振りの変更やニュアンスの変更があるのでどんな作品が出来上がるのか毎日練習しながら楽しみですし、新たな自分が見れることも楽しみながら練習しています」