ダンス部では、10月22日(土)に新潟市東区下山中学校において『芸能鑑賞会』の発表者としてご招待を受け、ダンス作品を披露しました。
下山中学校とは今年度、体育祭ダンス指導においても複数の部員が指導にあたってきました。
節目ごとに中学校の練習会場に出向き、ダンス練習のゼロから完成に至るまで、動きの指導や集団演技の見せ方の工夫などを生徒に言葉で助言をする機会を設けていただきました。
そして今回は指導にあたっていた部員自身の踊りを中学生に披露することによって、表現することの魅力ややりがいを身体で伝える機会となりました。
披露した作品は健康スポーツ学科4年小林真花が作者を務めた作品、Artistic Movement in TOYAMAにおいて北日本新聞社賞受賞作品、第34回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)創作コンクール部門において入選した拉致問題がテーマの作品「今、この祈りに終止符を」の3作品です。
ダンス作品発表前には、体育祭ダンス指導に中心となって関わってきた吉澤美羽(健康スポーツ学科3年)から全校の中学生へメッセージを送りました。
創作ダンスとは何なのか、創作ダンスという創造活動が自分にもたらしてくれた意義などを精いっぱいの言葉にして伝えていました。多感な時期である中学生には少しでも学生の思いが伝わってくれたら嬉しく思います。
最後に吉澤美羽(健康スポーツ学科3年)からのコメントです。
「下山中学校にダンス指導や芸能鑑賞会で関わらせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂けて良かったと感じています。指導として直接関わらせて頂いた後に、私達のダンスを見て頂いたことで、ダンスの良さを色々な方向から中学生に伝えることができました。コロナ禍もあり、発表の場などが減っていたので、このような形で踊る事ができて嬉しく思うと同時に、これからも多くの人に、ダンスの良さを色々な形で伝えて行ける様に頑張りたいと思います。」
特に今年度、神戸コンクールに向けて創作した拉致問題を題材にした作品は、作品を通して多くの方々に広めていきたいという思いが強くありました。
そのため、このような多くの中学生や教員の先生方を前に披露できたこと、そして割れんばかりの拍手をいただけたことは部員にとってもかけがえのない記憶となって刻まれたことと思います。
今後ともダンス部への応援をよろしくお願いいたします。